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コールセンターの報告書・レポートには何を載せる?月次レポートの項目と作り方
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コールセンターやコンタクトセンターで働いていると、毎月やってくるのが、委託元や上長に出す報告書の作成です。
「数字はそろえたのに、『で、どうするの?』と聞かれてしまった」「新しい窓口を任されたけれど、何を載せればいいのか分からない」。そんな経験はないでしょうか。
この記事では、月次レポートに載せる項目の例と、読んでもらえるレポートのまとめ方、毎月の作成を少し楽にする考え方を紹介します。
まずは「誰が読むのか」を考える
同じ窓口のレポートでも、読む人によって知りたいことは変わります。
- 委託元が知りたいのは、約束どおりに窓口が動いているか、自社の商品やサービスにどんな声が届いているかです
- 上長やセンター長が知りたいのは、人は足りているか、どこに手を打てばいいかです
- SVやリーダーが知りたいのは、どの業務やオペレーターをフォローすればいいかです
委託元との契約で、報告する項目や目標の数字が決まっていることもあります。その場合は、決まっている項目を先に載せましょう。
月次レポートに載せる項目の例
多くの窓口で使いやすい項目を、表にまとめました。全部を載せる必要はありません。読む人が使わない項目は、思い切って外して大丈夫です。
| 分類 | 項目の例 | 分かること |
|---|---|---|
| 電話の量 | 受電件数、架電件数、応答件数、放棄件数 | どれだけ電話が来て、どれだけ受けられたか |
| つながりやすさ | 応答率、サービスレベル、平均待ち時間 | お客様をお待たせしていないか |
| 対応にかかる時間 | 平均処理時間(AHT)、平均後処理時間(ACW) | 1件にどれくらい時間がかかっているか |
| 対応の結果 | 一次解決率、エスカレーション件数 | その場で解決できているか |
| 問い合わせの中身 | 理由別の件数、先月との増減、お客様の声 | お客様が何に困って電話をしているか |
| 気づきと次の一手 | 増減の理由、改善の提案、来月の予定 | 次に何をすればいいか |
数字の出し方は、窓口によって違うことがあります。たとえば応答率を出すとき、すぐに切れた電話を入れるかどうかです。最初に数え方をそろえておくと、「思っていた数字と違う」というすれ違いを防げます。
読んでもらえるレポートにする3つのコツ
最初に結論を書く
読む人も忙しいので、最後のページまで読んでもらえるとは限りません。最初に「今月何があったか」「何を決めてほしいか」を数行で書いておきましょう。細かい数字は、そのあとで十分です。
数字には「比べる相手」と「理由」をつける
「応答率は85%でした」だけでは、良かったのか悪かったのかが伝わりません。先月の数字や目標と並べて、増えたり減ったりした理由もひとこと添えましょう。
問い合わせの中身まで書く
件数や応答率だけでは、なぜ電話が増えたのかまでは分かりません。理由別の件数に、お客様が実際に話していた言葉を添えると、委託元や関係部署も次の手を考えやすくなります。Webサイトの案内やFAQを直せば減らせそうな問い合わせが見つかることもあります。
毎月の作成で大変なところ
項目が決まっても、毎月の作成は大変です。特に時間がかかるのは、次の二つではないでしょうか。
- あちこちから数字を集める。電話システムや管理画面から数字を出して、表計算ソフトにまとめ直す作業です
- 問い合わせの中身を読み解く。応対記録を読んで理由ごとに分け、代表的なお客様の声を選ぶ作業です。人によって記録の書き方が違うと、分け直しになることもあります
特に二つ目は、電話対応の合間に進めるのが難しく、どうしても後回しになりがちです。詳しくはコールセンターの問い合わせレポート、現場の負担を増やさずに作れる?で紹介しています。
いまの様式のまま、下書きはAIに任せる
問い合わせの中身を読み解く作業は、AIに任せやすい部分です。通話の録音を文字起こしして、同じ基準で問い合わせの理由を取り出して集計すれば、レポートの下書きまで作れます。
新しい様式に変える必要はありません。いつもの様式に合わせて出力すれば、受け取る側もこれまでどおりに読めます。電話システムを入れ替える必要もありません。SVやリーダーは、下書きを確かめて、現場の気づきを書き足すことに時間を使えます。
詳しい進め方は、文字起こし・レポート業務の自動化のページで紹介しています。
まとめ
コールセンターのレポートで大切なのは、項目の多さよりも、読む人が次の行動を決められることです。次の順に考えると、迷いにくくなります。
- 誰が読むのか、何を決めてほしいのかを考える
- 契約で決まっている項目を載せ、読む人が使う項目を足す
- 数字の数え方をそろえ、最初に結論を書く
- 数字に比べる相手と理由をつけ、問い合わせの中身まで書く
- 手間のかかるところから、いまの様式のままAIに任せられるかを確かめる
ライター
ベータラボ編集部 / ベータラボ株式会社
ベータラボ株式会社のコラム編集部です。コールセンターのAI導入・DX支援の現場で得たことを、導入を検討する側の判断に役立つ形で書いています。
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ベータラボでは、通話の文字起こしから要約、応対記録、報告書の下書きまでをAIで作成します。いまお使いの様式を伺い、電話システムを変えずに導入します。何から始めるか決まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。



